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これまでの記録②

2020.10.21讃岐の家(香川)

工場で構造材の手刻みが着々とすすんでいる頃。
屋根まわりに関する打ち合わせをしました。
壁の通気を確保しつつ、台風による風雨の侵入をどう防ぐか
大工さんが作ったモックアップで検討しました。


瓦割を決める為に図面にて打ち合わせをします。
屋根面積が大きいので出来上がった際にぺったりしたように
見えるのではという話になり急遽、屋根にむくりをつける事に
なりました。
大屋根と下屋の上下の瓦を通す事を考えつつ瓦割を決める、
難しいです。
現場側と設計側同士すり合わせながら、試行錯誤いたしました。


屋根瓦は、淡路産の一文字瓦を使用しました。
面戸瓦は、すえた際に奥行がでるように左側の丸面戸を選びました。


工場で杉の破風材のむくり具合を実寸で確認中。


丸桁にさす角柱のひかりつけの部分もばっちり刻んで頂いています。


2月初旬、土台組が始まりました。


柱が据えられ、桁が架けられ、もうすぐ上棟です。



次回もお楽しみに。          明後