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Mクラブハウス(愛知) 掘削 と 北山杉磨丸太

2016.03.24和合クラブハウス(愛知)


3月中旬。
Mクラブハウスでは掘削が始まりました。





掘削を進めていくにあたって、
まずは2ポイントで床付け面まで掘ってもらいました。
結果、非常に硬い支持層が確認でき、一安心です。






加納工務店・棚瀬監督が示すのは建物西側の基礎ライン。
最も深い南の基礎はここから東へ円弧状に約23m。
設計GLから約2.3mの深さで掘り進めてもらいます。





週が明け
京都・鷹ケ峰にある銘木屋さんの倉庫。

北山杉磨丸太の材料検査です。






松文商店さんには1年以上前から準備をしてもらっていたので、
構造的にも意匠的にも良い材を揃えてくれていました。






含水率は驚きの10%を記録するものも。
構造設計S3A・上島さんも納得です。




次は京北まで移動。
ここでは7~8寸を超す、太物が揃っています。

そして、この日は加納工務店と共に、
大工集団「三角屋」さんも材料検査に参加。
三角屋さんの腕で丸太材が組みあがるのが楽しみです。






1本目。
少し太い。。。






2本目も同じく太い。。。






3本目で調度良い材に出会えました。






元口は7.6寸。
この材を基準に桁材を11本、揃えてもらいます。







倉庫には長さ10mを超す材がたっぷりと保管されていて圧巻です。

最近は枝打ち職人さんも減ってきているとのこと。。。
日本が誇る手仕事と材を後世に引き継いでいきたいものです。






今日得られた材達はRCの壁と共に大事な骨格になります。

上棟はまだ先ですが楽しみにしていて下さい。