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T邸(大阪)②

2016.05.25八尾の家

②つづき…

今回の建物自体は鉄筋コンクリート造ですが、屋根のみ木造でつくっています。
屋根もルーフィングまで施工し、いよいよ上棟です。

小屋裏の様子。土台のように基礎パッキンを敷き、
アンカーボルトでスラブと緊結しています。

吹き抜け空間です。台所からは子供たちの勉強スペースが良く見えます。

スキップフロアで食堂と中二階の関係が心地良いです。
食堂から空を見上げます。

天井をこれから施工していくので、天井カセット式エアコンを先に取り付けます。

配管などは配筋工事が終わった段階で仕込んでいますが、
どうしても躯体の中で納まらない部分は壁をふかしてパイプスペースとして納めています。

子供室の直下はガレージで、冬場など冷えることが予想されます。
そこで通常の断熱材プラス発砲ウレタン30mmを吹き付けます。

その他の床については、断熱材が裏打ちされた二重床システムを使用しています。
給排水の配管に加え、床暖房の配管などもあるため二重床は融通が利きやすく、
施工性にも優れています。

天井が先に仕上がりました。杉源平上小節本実板張りです。

外部は後張りの外断熱です。黄色く見えているのが外断熱材です。
この上からモルタルでしごき、タイル仕上げとデュッセル吹き付けを施します。

今回のコンクリートの壁に対して木造の階段を取り付ける方法ですが、
側桁を段々に加工し、下地としてコンクリートの壁に取り付け、
そこに段板を乗せていくことになりました。

巾木にも大工さんの細やかな仕事が光ります。
合板の下地をコンクリートの壁に取り付け、逆L字の巾木を被せるように接着することで
巾木を剥がれにくくしました。



③へつづく…