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T邸(京都)

2023.08.02T邸(京都)

T邸プロジェクト

今回は「襖」をテーマにお話しをさせて頂きます。
T邸ではいくつかの襖に唐紙という紙を使用します。

今回使用する唐紙は
唐長の唐紙になります。

唐長とは
唐長本店・雲母唐長は、寛永元年(1624年)に京都で創業。
代々受け継がれた板木に一つ一つ手仕事で和紙に文様を写し取り、
伝統的な襖や壁紙をはじめ、
神社仏閣などの文化財修復から現代美術に至るまで、
江戸時代からおよそ400年間、
唯一途絶えることなく続く唐紙屋として唐紙文化を守り伝えています。

現在は唐紙師トトアキヒコと千田愛子(第13代目当主)が
夫婦で京都・嵯峨(嵐山)の地において唐紙文化を継承しています。

今回は3種類の唐紙を使用します。
1枚目は瓢箪で
2枚目がブロンズゴールド染地ターコイズブルー摺


この写真2枚を合わせた唐紙を納品されます。
1枚目 大内桐/アンティークシルバー
2枚目 染地ブルーグレー摺

こちらも写真2枚を合わせた唐紙を納品されます。
若松/紺青染地ゴールド摺になります。



この3枚の唐紙を要所要所の襖に貼っていきます。
次回はその納品された襖も含めて、完成した写真をブログでお伝えしようと思います。


高田