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「新在家の家」造園

2023.08.08新在家の家(兵庫県)

こんにちは!
今回は「新在家の家」最終回、造園です。

今回の家では、大北美松園の大北望さんに造園設計と施工をお願いしました。姫路を拠点として、全国各地で活躍される造園家です。
大北さんとは「風突の家」など複数の作品でご一緒しています。
建物がほぼ完成に迫る中、造園の打合せを現場にて行いました。
いつもは造園図まで描いてしまう所長ですが、大北さんにお願いするときは一切口出ししません。建物や敷地の基本的な情報を現場で共有するのみで、後は大北さんにお任せします。



造園工事着工です。
大北さんが自ら先頭に立ち、植栽が配置されていきます。
主木が手際よく配置されていきます。
玄関アプローチの石積みの階段も出来上がってきました。大北さん曰く、なかなか良い石が取れなくなってきているそうです。


造園着工して1か月。造園工事完了とのことで現場に伺います。
最後の最後まで細部のチェックを大北さん自ら行います。
雨が降る中、造園工事完了。
出来上がったばかりとは思えない完成された庭に、建て主も私も驚きました。
庭の哲学のような話も交えながら、建て主へ大北さんから説明をして頂きました。
庭の中心にある泉は、ずっとそこに存在していたかのような仕上がりです。
2023年8月号の「住宅特集」では、横内が着彩した平面図に、植木の情報も記載があります!
見て頂ければ、たくさんの種類の植栽が植えられていることがわかります!是非ご覧ください。




そして完成して1年後。
雑誌「住宅特集」の撮影で、再度お邪魔させて頂きました。
建物の真新しさも少しなくなり、庭と建物がより密な関係になったように感じます。
泉にはいろんな種類の鳥が毎日訪れ、ご家族の楽しみになっているそうです。
家のどの場所にいても水の音が聞こえ、心を癒してくれるとの話もお聞きしました。
住まい手が庭を愛でながら暮らす、良い家になりました。 

では今後の作品もお楽しみに!

渡邉(OBスタッフ)