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O邸(岡山市)

2024.03.12

今回のブログは岡山市O邸を紹介します。

前回、棟上げまで紹介しましたのでその続きから。
棟木、母屋の上に垂木を流します。
棟木や母屋にはあらかじめ、垂木が掛かるように垂木欠きがしてあります。
手前の大工さんは垂木を桁に留めるため、タルキックという金物を打っているところです。
垂木の上には構造用合板を貼ります。
棟部分に見える隙間は通気のために開けてあります。
屋根下地にはアスファルトルーフィングを貼り、
その上は板金屋根で仕上げます。
大屋根の板金貼り完了。
下に降りて行って、、、
玄関の内側から車庫を見た写真です。
玄関と車庫は別棟ですが玄関側の屋根が車庫まで伸びているので
雨にぬれずに車庫へ行けます。
こちらが車庫。
車庫の幅は6mほどあるので大きな梁が掛かっています。
この写真は玄関を出たところから道路側を見たカットです。
写真上部に見えている梁、垂木、野地板はすべて表し、つまり化粧材です。
とてもきれいな材を入れていただきました。
家の中に入ってみると、屋根下地の合板が見えていますね。
最初の方に紹介した構造用合板です。
間柱も立っていてアルミサッシの枠が設置されていました。
1階の居間・食堂から庭を見たカットです。
正面は大きな開口部でその外側には庇が付くので下地の垂木が見えています。
この庇は出幅が大きいため、垂木にはL字の補強金物が付いています。
少し角度を変えてみると、
先ほどの垂木が家の中まで伸びてきていますね。
この部屋の開口部付近の天井(写真真ん中から左側)は斜めに勾配をつけるので
その上部のスペースを利用して垂木が差し込まれます。
そして正面のコンクリートブロック、、、
暖炉の下地です。
寄ってみると少し角度が振れています。
天井下地が暖炉上部の壁まで伸びていますがこの後もちろんカットします。
暖炉の下部中央にブロックが欠けている部分がありますがこれは空気を入れるための開口です。
暖炉完成時に改めて紹介します。
続いて屋根断熱。
この断熱材の継ぎ目には気密のためのテープを貼り、
隙間部分には吹付の断熱材を吹いて隙間もしっかり断熱していきます。
壁の断熱材もみっちりと入れます。
断熱材の内側には、調湿シートを貼ります。
またまた外に出て玄関の外壁下地を紹介します。
透湿防水シートを貼り、外壁下地の胴縁を打ちます。
この後外壁下地のサイディングを貼っていきますが
今回はここまでです。
少し間が空いたので
たくさん紹介しました。

次回は外壁サイディング張りから紹介しますので
良ければ続きをチェックしてみてください。


スタッフ 松原