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「書庫を建てる」

2014.03.25プライベートアルバム

松原さんと堀部さんが書いた、「書庫を建てる」を読みました。
建主と建築家それぞれの思いがぎっしりつまった、とても良い本でした。
中でも特に印象深かったのは、
堀部さんが最終案を建主にプレゼンした時の建主の反応を書いた下り。


“まだプランが建主に理解されていない雰囲気の中で…
失敗を感じざるを得ない状況になったところ、思いもよらず

「いいです、これでいきましょう。」

「信頼して任せているのだから
堀部さんがいいと思うことを受け入れるしかありません。」”


何とすばらしい信頼関係なのでしょう!!
私も彼のように心から信頼される建築家になれるように
一層の努力をしなければならないと思いました。

特に住宅設計を目差している人には、お薦めの一冊です。

横内 敏人