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S邸(豊橋) 上棟まで

2021.07.27小鷹野の家(豊橋)

愛知県豊橋市のS邸の進捗になります。
基礎の打設から上棟前まで駆け足ですが、
いっきにご紹介させて頂きます。
前回の配筋検査の後、
コンクリートを打設し養生期間という日数を経て型枠を外しました。
これが「基礎」になります。
基礎から飛び出ている金属の棒はアンカーやホールダウンと呼ばれ、
土台や柱を基礎と繋ぐものになります。
地震の際に建物が浮き上がらないようにするためのものです。
検査済の印??
さすらいの猫に頂きました。
屋根がかかると仕事が出来なくなってしまう箇所は
上棟の前に造園工事をします。
これはツクバイ石を運んでいる様子です。
凄いですね。
その後、コンクリートが打設され石が埋まりました。
こちらは変わって、材料置き場になります。
場所は天竜で自然乾燥を専門にしています。
写真は杉材で梁に使うものです。
先ほどの材の表面を削った状態がこちらです。
綺麗ですね。
ここが天竜にある天竜プレカットです。
プレカットとは専門の設計図を元に機械が柱や梁などの長さや
溝の加工などを行うシステムのことです。
同時並行で鉄骨の加工も進んでいます。
今回は駐車場が鉄骨造になります。
アーク溶接という手法になり、電気を使って溶接します。
これにも厚みなどの細かい決まりが沢山あります。
こちらは瓦の打ち合わせの風景になります。
瓦には数え切れないほどの種類があり、
意匠や雨仕舞などによって色々な組み合わせで対応します。

100枚判などと書いてあるのは、
一坪あたり100枚敷けるという基準で呼び名が変わるそうです。
工務店の工場では上棟に向けて複雑な箇所の模型を実寸で作り確認しています。
工務店は浜松市の「杉浦建築店」です。
江戸より続く歴史ある工務店さんで仕事も丁寧にこなします。




次回はいよいよ上棟です。
どうぞ楽しみにお待ち下さい。

大島