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S邸(豊橋)

2021.10.18小鷹野の家(豊橋)

今回は愛知県豊橋市のS邸の現場になります。
上棟はクレーン車を使って一気に汲み上げます。
今回は2世帯で大きいので上棟に5日間ほど要しました。
組み立てながら合板板を張っていきます。
これは地震力に有効で24mmの厚さがあります。
事前に天井に貼る材を選定して
全てに番号を付けて現場でミスなく貼っていきます。
杉板の赤身です。
大変美しいですね。
暑い日が続き大工さんもクタクタです。
鉄骨も現場に搬入され組み立てます。
専用のボルトを使ってしっかり止付けられているか確認します。
写真の白いチョークは供廻りをしていないか確認するものです。
鉄骨の上に木で屋根を作ります。
瓦も数カ月かけながら、職人が1枚1枚丁寧に並べていきます。
工場で仮並べをして、削りながら調整して、順番を決めたものを現場に運び入れています。
空調機械も入りました。
今回は全熱交換機といって顕熱と潜熱(温度と湿度)を交換しながら
吸排気する少し特殊な器具を使っています。
これによって年中快適な温度湿度が保たれます。
建具屋さんの工場へ伺いながら打ち合わせもします。
この機械はプレス機です。これで建具を作っていきます。

様々なその道のプロの方の意見を聞きながら、時に悩みながら
少しずつですが前に進んでいます。

次回もお楽しみ頂けましたら幸いです。


大島