2007年に開設以来、堀部安嗣さん、丸山弾さん、豊田保之さん、鎌田秀章さん、(伊藤寛さん、三澤文子さん)らと共に進めてまいりました京都芸術大学通信教育部大学院の住宅設計プログラムが来年度で最後の学生募集となり、その学年が修了する2024年3月をもって終了することになりましたので、お知らせいたします。

　大学全体で大学院のプログラムの再編が予定されていること、私自身があと２年で定年延長の期限を迎えることなどを考慮し、担当教員全員で協議した上、決定した次第です。
　このプログラムは当初堀部さんと２人で住宅設計を通じて建築の人とのかかわり合いについて考えるという趣旨で立ち上げたものです。少人数のスタジオ制とすることで、住宅設計の具体的なノウハウだけでなく設計者としての姿勢や信念のようなものまでも体得できるプログラムを目差して進めてきました。
これまでにさまざまな学生との出会いにめぐまれ、私達も真摯に住宅設計と向き合う濃密で有意義な時間をすごすことができましたことに教員を代表して心より感謝申し上げます。

　つきましてはこのプログラムに興味がおありの方は、2月22日が最後の出願〆切となりますので合わせてお知らせ申し上げます。

横内敏人