５月23日。とうとう竣工の日を迎えました。

身体と心にしっかりこの空間を沁み込ませるべく早朝から現場入り。まだ陽が昇りきらない朝のⅠ邸は優しい空気間に包まれていました。
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お昼前に所長も現場到着。所長もⅠ邸に身を委ねているようです。
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憩暖・下西さんにストーブの取り扱いを聞く建て主様

建築も庭も今日からは私達の手を離れ、建て主様に託すことになります。Ⅰ様ご家族ならきっとこの家を住み守ってくれると思いながら現場を後にしました。



そんな感慨にふけるのも一瞬で、27日には雑誌「庭」の撮影がありました。かなり気忙しいとは思いましたが、そのおかげでこんなにも早くお引き渡し後のⅠ邸の様子を垣間見ることができました。特に微笑ましかったのは居間の一角にお子さまのスペースが出来上がっていたこと。３才にして、もう自分の場をしっかり作っていました。居間を飛び跳ねて遊ぶ姿にも嬉しさを感じました。

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大北望さんも撮影にあわせて来訪。撮影を見守る大北さんと澤田編集長。
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この日は大北さんの庭に対する精神論や取り組み方、建て主様の家そして庭作りへの思いを改めて聞くことができ、とても有意義な一日となりました。また、設計時のあれこれ思い出話にもなり、とても懐かしく楽しかったです。

Ⅰ様、お引越し後のお疲れのところ本当にありがとうございました。次回お会いする時には、設計・現場のぶっちゃけ話でぜひ盛り上がりましょう。
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この流れのようにたおやかにうららかに、時には変化に富んで旺然たるⅠ様ご家族のお暮らしとお幸せが悠久に続くことを願っています。



スタッフ・上野