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国宝の旅 永保寺

2025.10.28 プライベートアルバム




永保寺(えいほうじ)は、岐阜県多治見市にある臨済宗南禅寺派の寺院です。


永保字の開祖は、京都の世界遺産である天龍寺、西芳寺の庭園を手がけた、禅僧・夢窓疎石です。


疎石の最初期であるこの庭園は、
平安から鎌倉時代に流行した浄土式庭園の面影を強く残します。


この日は1年に1日しか見ることができない、観音堂を見るために訪れました。





朝6時の永保字、


次第に空が明るくなっていきます。





池に沿って歩いて行くと


ある点で池に架かる橋の屋根と、奥の観音堂の屋根が重なり一体となります。





本堂である観音堂は、唐様建築の特徴と、平安時代から引き継いだ和様の折衷様式であり、


方五間重層屋根入母屋造檜皮葺の仏殿。





観音堂の内部です。





山中にある岩倉から疎石は庭園の配置を考えていたといいます。





スタッフ河野