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ブログトップ2025年竣工物件秋編①K邸(京都)
2025.11.12 お宅訪問記
2025年に竣工したK邸(京都)の撮影が行われました。
写真家は、おなじみの小川重雄さんです。
小川さんにはこの物件を皮切りに、立て続けに5物件撮影をお願いしています。
その様子も今後アップ予定ですので、楽しみにお待ちください。
写真家は、おなじみの小川重雄さんです。
小川さんにはこの物件を皮切りに、立て続けに5物件撮影をお願いしています。
その様子も今後アップ予定ですので、楽しみにお待ちください。

撮影当日は直前まで小雨が降るあいにくの雨模様、と思いきや直後には虹が出るなど、天気に振り回された一日となりました。
まずは外観から
まずは外観から

外壁から出ている腰掛は、観光で近くを訪れた方々に一休みしていただこう、というお施主様のお心遣いから設けられています。
前庭の石は安曇川石という滋賀県産の石で、間に植えられた苔も元気そうで安心しました。
前庭の石は安曇川石という滋賀県産の石で、間に植えられた苔も元気そうで安心しました。

撮影開始時とは打って変わって快晴となりましたが、「光が強すぎるのも違うんだよなぁ」ということで、日差しが弱まるまで小川さんもベンチで一休み。
続いて二階のLDKに移ります。

梁は、北山杉の磨き丸太で3間分の長さがあり、元口と末口では60mm程太さが変わってきます。背割り部分にはライン照明を仕込んでいて、天井を優しく照らします。
二階リビングの窓からはちょうど木々の葉が正面に見え、紅葉や桜の時期には窓の外が綺麗に染まります。
二階リビングの窓からはちょうど木々の葉が正面に見え、紅葉や桜の時期には窓の外が綺麗に染まります。

今回は撮影補助として、学生さんも同行しています。
「17mm...25mm...」小川さんの指示に、素早くかつ慎重にレンズを手渡します。
「17mm...25mm...」小川さんの指示に、素早くかつ慎重にレンズを手渡します。
続いてダイニングです。

ダイニングのテーブルとイスはどちらもウェグナーのデザインです。材種はブラジリアンローズウッドという珍しい材で、風格もありながら品のあるとても素敵な家具でした。
ダイニングからは五山送り火の船形が見える、絶好のポジションです。
来年はもしよければ私も、、、
ダイニングからは五山送り火の船形が見える、絶好のポジションです。
来年はもしよければ私も、、、

夕景を撮り終えて、無事撮影は終了しました。
この日の日没は17:00前、だいぶ日も短くなりました。
撮影していただいた写真は後日ホームページに掲載されますので、楽しみにお待ちください。
この日の日没は17:00前、だいぶ日も短くなりました。
撮影していただいた写真は後日ホームページに掲載されますので、楽しみにお待ちください。
翌日には暖炉の火入れ式が行われました。
暖炉は壁と同じ左官材で仕上げています。
暖炉は壁と同じ左官材で仕上げています。

今回も、憩暖の下西さんに暖炉の使い方や薪の組み方などをレクチャーしていただきました。

井桁状に積み上げられた薪、そしていざ着火。


空気の流れもうまくいっていて、下西さんも一安心。

京都の冬の寒さはなかなか厳しいですが、暖炉に集って団らんやお酒を楽しみながら乗り越えていただけたら嬉しいです。
日々寒さは増すばかりですが、皆様におかれましてもご自愛ください。
星野
日々寒さは増すばかりですが、皆様におかれましてもご自愛ください。
星野