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H邸(彦根)上棟の日

2017.07.27H邸(彦根)

彦根のH邸ようやく待ちに待った上棟の日です!
材の選定から、乾燥、プレカット、手刻みの加工を経て、ようやく建て方を迎えることができました。
ここまでは長かったけれど、建て方では9人の職人さんの連携プレーで午前中には棟木があがりました。
開口部のガラスや鴨居が取り付く溝の加工もばっちりです。

しかしH邸はここから一手間加わるので、ホッとしているわけにはいきません。
大屋根は登り梁と垂木との間に化粧野地板が挟み込まれるので、垂木をかける前に化粧野地板を施工していきます。
杉源平の色味が偏らないように注意しながら作業は進みます。
吹き抜け部分の大事な化粧部分、キレイに野地がひかれました。

続いては下屋の垂木をかけていします。
ここでも材の節や色味に注意しながら、施工していきます。
所長自ら、どの材をどこに配置するかを職人さんに指示しています。
暑くなってきたので頭にタオルが乗ってますねっ!
ズラッと並んだ垂木が壮観です。
この道路側の軒先は、当初の設計から設計変更をして10cm高さを下げました。
内部の天井高を保ちながら、軒の出と勾配を調整して、模型で検討しながらGLから2m25cmに決定しました。
軒先がすっと水平に伸びる姿、この10cmがファザードの印象を決定づけるかもしれません。
完成して足場が外れる瞬間が今から楽しみです〇

暑い中、現場を見守っていてくださった建て主様、ありがとうございました。
そしてすごくてきぱきと作業を進めてくださった監督さん、職人さん本当にお疲れ様でした。

(ふじわら)