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T邸(福岡) 設計検査 と 造園工事

2018.05.25博多の家(福岡)

設計検査と造園工事の為に所長とともにT邸(福岡)入り。
まだ5月の午前11時ですが、福岡の陽射しは強いです。

現場も大詰め。
今回は宿泊して2日間の現場監理です。


この日にあわせて
東香園の名取さんも山梨から来てくれました。


玄関からアプローチの見返し。
欄間を介して天井の智頭杉が内外をつなげます。

智頭杉は今回も鳥取のサカモトさんから仕入れました。
柾目の赤白がきれいです。


造園工事を仕切るのは三隈造園の河津さん。
写真左から、所長、名取さん、河津さんです。

早速、3人で造園プランのアイデアをふくらませます。

河津さんと名取さんは九州の大学で一緒に造園を学んだご学友。
旧知の仲で息もぴったりです。


ドライエリアの主木はヒメシャラ(右)とナツツバキ(左)。
河津さんの見立てでナツツバキにコハウチワを添えました。


午後1時からは設計検査の開始。

写真は間接照明の調整中。
こおたけ電気設備の豊田さんが迅速に対応してくれます。


松風楼の写しも完成です。
検査もかねて客座に座る所長と安恒社長。

大工・宮崎棟梁の納まりも、
左官屋さんのジュ洛塗りも
そして障子の仕上がりも、
とてもきれいです。

所長からも「上手くいったね」とのお言葉。


夏障子の葦戸もきれいに仕上がりました。
鮎川工芸・鮎川様の丁寧なお仕事です。

途中、建主様との打ち合わせをはさんだり、
造園工事のチェックもあったりしましたが、
午後1時から7時過ぎまで
たっぷり時間をかけた設計検査となりました。



(上野)