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ウィスコンシン大学来所

2018.06.13今日の横内事務所

毎年この時期に見学に来られるウィスコンシン大学の学生さん、
今年も来てくださいました。
アトリエ、ゲストハウスを所長が案内しました。
手描きの図面にとても興味を持っていろんな質問が飛んできます。
所長のスケッチブックも食い入るように見られていました。
余談ですが、所長のスケッチブックのはじめのページをめくると
スケッチブックごとに言葉が綴られています。
これに気づいた中国出身の学生さんが意味を尋ねました。
漢字でなんとなく雰囲気を感じ取られたんでしょうか、、
でも難しい、、これを英語で説明するのは、、
アトリエをあとにして、東山界隈をブラリと歩き、
白川沿いに祇園、先斗町そして最後は川床へ。
川にせり出すように床が並ぶ風景に、
「パブリックな水辺空間にプライベートな機能が張り出してきて、両者が混じったすごく豊かな空間の使い方です」
と教授さんの説明が入ります。
欧米ではストリートにレストランのテーブルが出てきてパブリックとプライベートが混じり合っているのはよくある光景。
日本の道路ではなかなかそれはできないですが、
鴨川ではそれが川で行われているのか…
いつもの風景が違って見えてきました。

学生さんは京都のあと神戸や奈良、岡山、東京と日本各地を廻られるよう。
日本をたくさん楽しんでまた来てほしいものです。
海外の方が日本の都市や建築を見てどんなふうに感じられるのか、
彼らの反応を見ているとこちらもたくさん発見があり刺激的で楽しい時間でした。
Thank you!
(藤原)